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インターネットに接続すると、どのような危険があるのか

テレワーク環境におけるセキュリティリスク


今回は、テレワークに潜むセキュリティ・インシデントについてお話しします。

テレワークを実施する際は、自宅のパソコンや会社から貸与されるパソコンを、自宅のインターネット環境から社内ネットワークに接続していると思います。

そのパソコンのセキュリティ対策はお済みでしょうか・・・?

と心配するのは、テレワークで使用するパソコンで色々なサイトを閲覧すると、知らぬ間に悪意を持ったサイトによるウイルス感染やトロイの木馬などのマルウェアに感染するなどのリスクがあるからです。

もし、ウイルスに感染したパソコンをテレワークで使用すると、

・メール、ファイル転送、バックドアなどによる「情報漏洩」
・メールを介してウイルス自身がウイルスを送り付ける「取引先への感染」
・社内ネットワークに接続した際に「自社内の感染拡大」

などを起こしかねません。

また最近は、テレワークに照準を合わせるように、不正サイトに誘導するサイバー攻撃の被害が出ており、国内では6500件超に上っています。

パソコンだけでは不十分!自宅ネットワーク全体のセキュリティ対策を


このリスクを低減させるには、常にOSの更新プログラムを適用することや、セキュリティソフトの導入は必須です。

しかし
「パソコンのセキュリティ対策をしているから大丈夫!」
ということでもありません。

自宅で使用しているルータのセキュリティが十分ではないために、悪意を持った第三者からルータが攻撃を受けることで、目的サイトのアドレスが改ざんされ、不正サイトへ誘導されてしまうなどの被害が発生する可能性もあります。

テレワークに使用するパソコンを自宅のネットワークに繋げることは、「悪意を持った第三者が狙いやくすなる」ということなのです。

セキュリティ・インシデントは常に近くにあると考え、セキュリティ・リスク低減に目を向けてみてはいかがでしょうか。

更新日:2021.06.16