お知らせ
- 2024.11.22
- 【新ソリューション】GNSS-RTKソリューションページを公開しました
高精度位置情報を活用して
地域DXを実現します
GNSS-RTKソリューションは、CM(センチメートル)級の高精度な測位情報による農機やICT建機の自動操舵にとどまらず、
GIS(Geograhic Information System)、IoTセンサーなどと組み合せて、移動体(コミュニティバスや清掃車など)や
各種設備(上下水道設備など)といった都市インフラの運用管理をDX化するソリューションです。
サービス概要
- CM(センチメートル)級の高精度な測位を実現するGNSS-RTK基準局、中継局の整備
- 設置場所のコンサルティング ~ 設計・構築 ~ 保守・運用 まで一貫して対応
- GNSS-RTKとGIS(Geographic Information System)、IoTセンサー類を組み合わせた各種マネージメントシステムの構築/運用・保守
システム構成
基本構成:GNSS-RTK基準局【Ntrip Server】、中継サーバ【Ntrip Caster】、移動局【Rover】
オプション:GISプラットフォーム、各種IoTセンサー、水門遠隔自動開閉、監視カメラなど
※農機等の自動操舵用としては、GNSS-RTK基準局×1基で半径10km以内での利用を推奨
導入のメリット
農機やドローン
ICT建機の自動操舵の利用促進
農業や建設現場における人手不足の解消が期待できます。
自動操舵を利用するためのインフラ整備をおこなうことで、スマート農機やドローンの購入を推進することができます。
また、新規参入に対するハードルを下げることも可能です。
高精度な位置情報に基づく情報共有/配信
(各種通行止め情報、被災情報など)が可能
ハザードマップと併せて、実際の被災状況や被災に伴う通行止め情報をリアルタイムな情報を提供することで、災害時の避難誘導を円滑に行うことができます。
また、支援物資の搬送ルート指示など災害時の輸送支援への活用も期待できます。
インフラ設備の場所
メンテナンス情報の一元管理
上下水道設備や水門、ため池などの水利設備の正確な位置情報とメンテナンス情報を併せて管理することで、設備のメンテナンスに関わる稼働削減、災害等による設備損壊への対応の迅速化を図ることが出来ます。
水門の遠隔自動開閉システム(後付け型)、ため池監視システムと組み合わせることで豪雨による人的災害を減らすことが期待できます。
各種公共車両、コミュニティバス等の
ロケーション/運行管理による住民サービス向上
ごみ収集車や清掃車の運行状況だけでなく作業場所を正確に把握することができます。また、走行したルートや所要時間など実績管理を行うことができます。
除雪車の走行している場所を高精度で測位し把握することで、除雪作業における脱輪、転落事故を減少させることが期待できます。
コミュニティバスの走行ルートや停車時間を実績管理することが可能となります。ダイヤ改正やルート改正を検討するための情報として活用できます。
現在の運行状況をリアルタイムで公開することで、利用者の待ち時間に対するストレス緩和が図れます。
よくある質問
- GNSS-RTK基準局の利用者を制限することは、可能ですか?
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可能です。利用に際してパスワードを設定し利用制限をかけることができます。
- GNSS-RTK基準局を整備するにあたり、電波利用に関わる各種申請等は必要ですか?
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不要です。GNSS-RTK基準局は、測位衛星からの電波を受信するのみとなっています。移動局への情報配信は、インターネット経由で中継サーバを介して配信されます。
- GNSS-RTK基準局の利用範囲を狭くしたり、広くしたりすることは可能ですか?
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できません。農機等の自動操舵に利用される際は、10km以内での利用を目安にしてください。10kmを超える場合は、測位精度が落ちる、もしくはFIX(自動操舵が可能な状態になる)までに時間がかかるなどの症状が出る場合があります。