特徴
親しみやすいユーザーインターフェイスのため、他マイクロソフト製品と連携が可能
ユーザーインターフェイスは、直感的な操作が可能です。たとえば、メニュー画面はコミュニケーションツールとして広く知られた、Microsoft Officeと非常によく似ており、操作オペレーション習得の負担を軽減します。バージョン2009より導入されたロールセンター(業務担当者別Webポータル)機能で 、それぞれの役割に合わせたインターフェイスの利用が可能になりました。また、Microsoft Word による文書統合、Excelの分析など、Microsoft Office製品との連携をはじめ、SharePoint、Dynamics CRM、PowerBIなど、他のマイクロソフトのシステムやアプリケーションとも柔軟に連携させることができます。
カスタマイズが容易で、業務に合わせたシステムの短期間導入が可能
現行業務をシステムに合わせて変更する必要はありません。世界でも最もカスタマイズが容易なEPRパッケージの1つであり、そのシンプルな設計は、業務に合わせたシステムの短期構築を実現します。レポート、ページ、ユーザースクリーンなどは自由にカスタマイズすることができ、Microsoft Dynamics NAVプログラミング言語(C/AL=クライアントアプリケーション言語)は習得が非常に容易であるため、自社のITリソースでシステムのメンテナンスを行うことも十分可能です。さらに、MicrosoftDynamics NAVは、ビジネスに合わせて拡張させることが可能です。柔軟な基盤およびコストパフォーマンスの高いライセンスサポート体制により組織に適したソリューションを選択することができ、また同時にビジネスニーズの変化に合わせて長期的な観点でソリューションを適合させていくことが可能です。
効果的なコミュニケーションを支援
Microsoft BizTalk® Serverの使用やXMLベースのドキュメント交換により、海外子会社・関連会社とのコミュニケーションを効果的に行うことができます。異なる勘定科目表や分析コード、複数データベース、多言語、多通貨を使用する会社間取引の管理も可能であり、複雑なデータ管理をサポートします。
各国特有の要件に対応
世界150ヶ国以上での導入実績を誇るMicrosoft Dynamics NAVには、多言語、多通貨機能が標準装備されており、さまざまな国、法的、会計要件、各国特有の商慣習を満たす機能が用意されています。ローカライズバージョンの数は40以上、言語は126言語に対応しており、各国のパートナーが現地要件に対応するソリューションを提供しています。日本向け機能には、合計請求、手形管理機能、銀行送金処理、各種業務帳票などがあり、お客様のビジネスを柔軟にサポートしています。
豊富な業種別テンプレート
世界各国のパートナーが提供するMicrosoft Dynamics NAVのアドオン・業種別ソリューションの数は実に2,000以上。どんな業界の要件にも対応することができます。特に製造(NAV-MANUFACTURING)、保守メンテナンス(NAV-MAINTENANCE)、リテール(NAV-RETAIL)、貿易(NAV-TRADE)業務向けソリューション の提案を得意としています。また、上記以外にも海外パートナーとの連携により、自動車・タイヤ業界、ライフサイエンス、印刷業界などのビジネスプロセスに合致した業種別テンプレートのご提案・導入が可能です。
※NAV-MANUFACTURING、 NAV-MAINTENANCE、NAV-RETAI、 NAV-TRADEは、Microsoft Dynamics NAVをベースにパシフィックビジネスコンサルティング社がアドオン開発を行い、日本市場向けにテンプレート化したソリューションの名称です。
2次元OLAPツールが、データに基づいた的確な意思決定を支援
Microsoft Dynamics NAVには、データ分析のための2次元OLAPツールが標準搭載されています。分析コード(分析を行うための属性)によるフィルタリングやデータの並べ替え、取引・処理ごとの詳細を追跡可能なドリルダウン機能ナビゲーション(転記検索)機能により、経営者、管理者は常にリアルタイムにアップデートされている情報を自由に抽出分析することが可能です。分析結果はグラフィカルな図表やレポートに加工することができます。またExcelを始めとする他プログラムにデータをエクスポートしてさらに詳細な分析を行ったり、あるいはプレゼンテーションに使用したりすることも可能です。
豊富なクライアントに対応
Windowsクライアントの他に、新たにWebクライアントとSharePointクライアントが導入されました。Webクライアントブラウザでの入力、表示が可能であり、モバイル端末でも使用できます。SharePointクライアントは、SharePointWebポータルに組込可能です。